最近コテンラジオを聞いていて、「歴史を学ぶ」の面白いと初めて思いました。

そして深井龍之介さんをはじめ、スピーカーの皆さんがスタートアップ・ビジネス系の人なので、歴史をビジネスだったら、企業だったら、スタートアップだったらと例えてくれるのでとても分かりやすく、かつ自分のビジネスにとっても刺激になります。

とてもおすすめです。

今回は深井さんがよく言っている、特に印象に残った4つの考え方を、自分なりに整理してみました。

1. 常識は変わる

私たちは今の常識を「当たり前」だと思って生きています。

でも歴史を振り返ると、その当たり前は時代によって何度も変わってきました。

政治、経済、宗教、働き方など、当時は絶対に正しいと思われていたことが、数十年、数百年後には全く違う価値観になっています。

奴隷が当たり前の世の中もあった。一夫一妻制はごく最近のもの。同性愛は元々当たり前のものだった。

常識だと思ったものは今たまたま常識なだけで、常に変わっていく。

だからこそ、「今の常識が未来でも常識とは限らない」という視点を持つことが大切なのだと感じました。

村田沙耶香さんの「世界99」でいう、「倫理の賞味期限」を思い出します。村田沙耶香さんの作品の大きなテーマの一つですね。今の倫理がいつまで続くかわからない、と。

2. 属人化ではなく、構造を見る

歴史では「○○という英雄がいたから勝った」「○○という王様が無能だったから滅びた」という説明になりがちです。

しかしコテンラジオでは、それだと学びがないと。「構造を理解することが大事」だと語ります。

「あいつがダメだから」という属人的な理由で終わってしまっては、学びがない。変な奴や悪い奴がいたり、スキルが合わない人をアサインしてしまうことは、一定確率で当然怒ってしまう。それなのに属人的な理由にしてしまっては、同じ事象が再現してしまう。

構造的に解決しないといけない。

例えば、「ヒトラーが悪い!」みたいなのでは何も解決しない。

なぜそんな状況になってしまったのか、なぜそんな人がトップに立つことになったのか、その政治、経済や世論含めてすべての背景はどうだったのか。それを考えることに意味があると。

これは刺激になりますね、、、思わず「人を理由」にしてしまう。

ちなみに僕は、能力の低い人はいない、仕事のできない人はいない」と常々言い、肝に銘じています。

「能力が低いのではなく、合わない仕事にアサインしているだけだ」、と僕は思います。吉田松陰も、部下が使えないと思うならそれは部下を生かす能力がないだけだ(意訳)みたいなことを言っています。

ですが、それでも無意識に属人的な理由にしてしまってるかも、、、

「構造を理解」して対策を打てているのか、、、改めて自分に問いながら仕事していきたいと思います。

3. 現状認識の重要性

「まず敵を知り己を知れば百戦危うからず」って誰もが知っているのに、

今時間ないからとりあえずやれ!って言われてそのままやっちゃう。。そんなこと会社でもよくあるとコテンラジオでも語られていました。

ほんとそう、、、!

まず敵を知り己を知ろう、、、現状把握!

今の日本は世界の中でどんな位置なのか、今の僕の業界は、僕の企業は、どんな現状なのか。

把握し行動したい。

でも興味深かったのが、日露戦争編のコテンラジオ。

幕末から明治維新の日本は、清や朝鮮よりも現状認識ができていた。列強がやばい、と。だからなんとかなった、、、と言っていました。
その理由は、当時の日本が清や朝鮮よりも明らかに劣っていたから。劣っていたからこそ列強のやばさに気づけたのではないか、という深井さんの感想でした。

これは面白いですよね。リープフロッグ的な話でもある。まさに今の日本はいっとき経済大国2位まで行った気分がまだ抜けきらず現状認識できていないのでは、、、ということを考えてしまいます。

さらにその後の日露戦争。ざっくりいうと、とある局面でとにかくいけ!時間がないから行け!と上から指示が来る。でも相手の状況も全く把握できてない中で言ってもしょうがない、、、でも行くしかない、、、とただ突撃してしまいうまくいかなかったりしたそうです。。
敵を知り己を知り、、、が全くできていない失敗例。

ビジネスでも「時間ないからとりあえずやれ!」と言って準備・調査せず翔さんが見えないままやる局面。ありますよね。

でも日本のカルチャーではそれが美談になってしまうことがある。というか多い。

勝ち目のない戦いに無謀に挑んで努力する姿が好き、、、これありますよねー、、、そういう漫画よくある、、、笑

「頑張る」のは大事だけど、「考えてから頑張る」ように努めようと思います。

4. 内部の意見がまとまっているだけで強い

これ面白いですよね。

歴史を見ていると、必ずしも資源や人口が多い国が勝つわけではありません。

むしろ、内部で方向性が一致し、素早く意思決定できる組織は非常に強いことがわかります。

逆に、どれだけ豊かな国や優秀な人材がいても、内部対立が続けば、本来の力を発揮できません。

これも会社やプロジェクトでも同じですよね。

メンバー全員が100点満点の能力を持っている必要はありません。

それよりも、「どこへ向かうのか」という認識が揃っていることの方が、組織としては大きな強みになるのだと思いました。

でも、規模が大きくなればなるほどまとめるのが難しくなるはず。ダイバーシティを受け入れるほどまとめにくい。

これが規模と多様性のメリットとデメリットなのかもしれないですね。

とすると、小規模チームでAIを使って進める会社が今後強くなりそうな気はします。

まとめ

コテンラジオの魅力は、歴史の出来事を知る中で、「物事をどう見るか」という考え方を学べるところにあると思います。

今回印象に残ったのは、「常識は変わる」「構造を見る」「現状認識」「内部の意見がまとまっている組織は強い」という4つの視点でした。

これらは歴史だけでなく、会社経営や仕事、人間関係など、日常のさまざまな場面でも役立つ考え方だと感じています。今後もコテンラジオを聞きながら、自分自身の物事の見方を少しずつアップデートしていきたいと思います。