最近、COTEN RADIOを見ていたらゲストで尾原和啓さんが出ていて、「DX第2回戦」という言葉を使っていたのがとても印象に残りました。
尾原さんによれば、DX(デジタル・トランスフォーメーション)には第1回戦と第2回戦があります。
DX第1回戦
第1回戦は、現実世界をデジタル化する戦いでした。
本屋はAmazonへ。
レンタルビデオはNetflixへ。
検索はGoogleへ。
デジタル空間で完結するサービスが次々と生まれ、その勝者の多くはアメリカ企業でした。
Google、Amazon、Meta、Netflix。
この領域では、日本企業は正直苦戦したと言えるでしょう。
DX第2回戦
しかし、これから始まる第2回戦は少し違います。
今度の主戦場は、デジタル空間ではなく「現場」です。
工場、建設、介護、物流、医療、小売。
そして大企業、中小企業の日々の業務そのものです。
これらの現場には長年蓄積されたノウハウがあります。
ベテラン社員だけが知っている判断基準。
会社独自の仕事の進め方。
顧客との関係性。
業界特有の運用ルール。
こうしたものはGoogleもAmazonも持っていません。
だからこそ、日本企業にはチャンスがある。
尾原さんの言う「リアル」とは、まさにこうした現場の知識や経験のことなのだと思います。
我々のやりたい「中小企業向けに、御社専用SaaSを作る」というのはまさにこの「DX2回戦」だと思いました。
現場ノウハウのソフトウェア化
私たちは最近、「御社の専用SaaSを作ります」と謳っています。
しかし最近は、もっと本質的な表現があるのではないかと思うようになりました。
それは、
「現場ノウハウのソフトウェア化事業」
です。
お客様が本当に欲しいのはシステムではありません。
自社の業務をもっと効率的に回したい。
ベテラン社員に依存しない仕組みを作りたい。
属人化したノウハウを共有したい。
そのための手段としてシステムが存在しています。
つまり私たちが作っているのは、単なる業務システムではなく、その会社だけが持つ知識や経験をソフトウェアとして再現する仕組みなのです。
AIによって状況が変わった|低コストでの開発
これまでも現場ノウハウをシステム化することは可能でした。
ただし、多額の開発費が必要でした。
数百万円から数千万円。
場合によってはそれ以上。
そのため、多くの中小企業にとっては現実的ではありませんでした。
しかしAIの登場によって状況は大きく変わりました。
開発速度は上がり、コストは下がり、これまで手が届かなかった企業でも専用システムを持てるようになりつつあります。
昔は大企業だけができたことが、今は中小企業でも実現できる時代になりました。
私たちが目指していること
DX第1回戦では、優れた汎用サービスが世界を変えました。
DX第2回戦では、それぞれの会社が持つ現場ノウハウが価値になります。
そしてAIは、そのノウハウを形にするための強力な道具です。
私たちはこれからも、中小企業の現場に入り込み、その会社だけの業務フローや知識をソフトウェアとして再現していきたいと思っています。
それが私たちの考えるDX第2回戦であり、専用SaaSの目指す世界です。
