ハムレット、読んでみました。先日読んだ、翻訳家の人が書いた「英語と日本語、どうちがう?」を読んだ際に、ハムレットの「To be or not to be, that is the question」をどう訳すか、みたいな有名な話が出ていました。そこで、シェイクスピアはロミオとジュリエットくらい知らないですが、ハムレットを読んでみようと思った次第です。ハムレット、あらすじ超簡単にあらすじを。ハムレットのお父さんは王様、お母さんはお妃様。でもお父さんが死んじゃう。で弟が即位して王様に。しかしそれだけじゃなくお母さんを自分の奥さんにしちゃう。お父さんが死んだだけじゃなく、お母さんがおじさんの嫁になっちゃうので、ハムレット複雑。。そこで、幽霊が出てきて、「実はお父さんが死んだのは事故じゃなく、弟に殺された」と判明。ハムレット、怒る。けどどうするべきかモヤモヤ。(ここで名言、to be, not to be: that is the questionが出る! )なんだかんだで、お母さんに「なんでお父さんのこと好きだったのにあんな男と結婚すんだ!」と詰め寄る。お母さん絶望。その裏に隠れて話を聞いていた者をハムレットが発見。ハムレット刺し殺す。それはお父さんの弟(現・王様)の家来だと判明。しかし、その殺された家来の娘は「ハムレットの恋人的存在」だった!その女の子は父が殺されたことにより狂って川に落ち死亡。それを知った「殺された家来の息子」であり「川で死んだ女の子の兄」が奮起!ハムレット許さん!でもお父さんの弟(現・王様)がそれを宥める。ハムレットは国民人気も高いので簡単に殺すのは良くない。お前とハムレットが剣の試合で勝負して、勝負の最中の事故ってことにしよう。剣に毒塗っておいて殺そう。それがダメならこの毒薬を酒に入れて殺そう。となって、その剣の試合が始まる。ハムレットと戦うが、戦いの最中でハムレットのお母さんが応援。「ハムレット!このお酒飲んで頑張って!私も飲むわ!」と言って、お母さん、毒を飲んじゃう。お母さん死亡。そうとは知らず戦ってたハムレット。なんの間違いか、剣の毒がハムレット側ではなく相手に、、、相手は「これは毒だ。全部あの王が悪い、、、」と言い残して死亡。すべてを理解したハムレットは王を刺し殺し復讐を果たす。王死亡。最後はハムレットも毒を飲む。キーマンが全員死んでしまったデンマーク国。ハムレットは死ぬ前に「この国はノルウェーの王子に任せる」と言い残し死亡。最後はものすごい勢いで人が死ぬ話だった。感想面白かった。でもよくある話ではある。権力争い。兄弟間の殺し合い。恋愛。母と子。とある人への復讐の殺人が他の復讐を産み次の悲劇へと。よくある話だが、現代の話はこういう古典の話から影響されていろんな物語ができてるんだろうなー、と思った。人が感動したり絶望したり共感したりするものは、本質的には変わらないのだろう、と改めて思う。どんなにテクノロジーが発展しようとも、「人」の感情や行動は変わらない。本を読むときに、古典を読むのがいいとかいう人のいうことは、そういうことなんだろうなーと思う。時代背景や技術面が違っても、本質的に変わらないものを学ぶことは効率が良いということか。人そのものは変わらないから。To be, or not to beの件件の役の件、原文を調べてみたらこんな感じの模様。To be, or not to be: that is the question:Whether 'tis nobler in the mind to sufferThe slings and arrows of outrageous fortune,Or to take arms against a sea of troubles,And by opposing end them? まず、Whether 'tis nobler in the mind to suffer The slings and arrows of outrageous fortune,これどう訳すかね。。「過酷な運命に耐えることがより高貴なのか」と訳したとして、Or to take arms against a sea of troubles,これは「それとも、武器を取り困難の海に立ち向かうべきなのか」のように訳せそう。とすると、To be, or not to be: that is the question:くだんのこれは、この本の訳では、「生か死か、それが疑問だ」と訳されている、、、いやー難しいなそんなふうに訳せるか?難しい、、、でも作中のハムレットは、やけに時代がかかった言い回しや演劇っぽい言い回しが好きなやつなので、ハムレットが言いそうな言い回しな気もする。他の訳し方としては、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」という人もいるし、「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」と訳した人もいるそう。うーん、、、悩ましい。どうカッコよく訳すかは置いておいて、意味としては、「復讐せず穏便に過ごすべきなのか、復讐すべきなのか、それが問題だ」ってことだよね。それを「生か死か、それが疑問だ」まで意訳するのは勇気がいる。でも、確かに、呪いをすべて忘れて生きるか、死しても復讐を成し遂げるかの2択なので、生か死か、と言っても言い過ぎではないかもしれない。翻訳家、難しいな、、、!すごい職業だ。