試験学習アプリ、英語学習アプリなど、みなさんはどのアプリを使っていますか?スタディサプリやDuolingoなど、今はさまざまなアプリがありますよね。試験対策や勉強をサポートするためのこういったアプリは、学生や社会人の間で需要が高まっています。「スタディサプリのような学習アプリを作りたい」という声もよく耳にします。では、スタディサプリのような学習アプリを作るにはどうしたらよいでしょうか?特にスタートアップや新規事業においては予算も限られているため、スタディサプリと全く同じような高機能なアプリを作ることは金銭的にも難しいはずです。今回は、スタディサプリのような学習アプリを、ローコード・ノーコードを使うことでコストを抑えつつ素早く作る方法について書いてみたいと思います。スタディサプリと同じものを作ろうとすると莫大なコストがかかる一般的に、アプリ開発は長期間と高い予算を必要とします。なぜなら、数人以上(大規模アプリ開発だと数十人)のエンジニアがチームとなり、半年以上の期間をかけて開発するからです。特に、「スタディサプリ」のように高機能でデザイン性に優れ、ユーザーフレンドリーなアプリを目指す場合、開発期間は半年以上、コストは数千万円以上に上ることがあります。さらに、アプリの保守費用も毎月大きな負担となります。しかし、予算の少ないスタートアップや新規事業部ではそうそう出せる金額ではありません。では他に方法は無いのでしょうか?良い方法は、ノーコード(ローコード)開発です。ノーコード(ローコード)開発を用いる方法なら、コストと開発期間を大幅に削減することも可能です。このあとノーコード/ローコード開発について解説していきたいと思います。コストを抑えた開発なら絶対ノーコード(ローコード)開発がおすすめ前述の通り、通常のゼロからプログラミングして作る開発手法ではどうしてもコストがかかってしまいます。しかし、他にも方法があります。ノーコード/ローコード開発です。ノーコードとは、簡単に言うとプログラミングせずに素早くアプリ開発できるツール群のことで、様々な種類があります。スクラッチ開発(0からプログラミングする方法)とは異なりなんでもできるわけではなくある程度機能的制約は出てきます。しかしその分、圧倒的に素早く低コストで開発が可能です。今の時代は間違いなく、「ノーコードで開発を始める」ことをお勧めします。その理由をこれから書いていきたいと思います。ノーコード開発とは?ノーコード開発とは、圧倒的に低コストかつ高速でアプリやWebサービスを開発することができる手法です。プログラミングをすることを「コードを書く」と言ったりします。そのコードがノー(No)である、つまりコードを書かなくても開発ができるツール群のことをノーコードと言います。ローコード開発とは?ノーコードとの違いは?先ほどから何度も出てくる「ノーコード」と「ローコード」のキーワード。ローコードとはなんでしょうか?ローコードは部分的にプログラミングすることができるローコードもノーコードと同様にプログラミングせず、素早くアプリを作ることができるツール群を指します。 しかし、ノーコードと違い、一部プログラミングをすることが可能です。 そのため、ノーコードでは難しい機能も、ローコードなら部分的にプログラミングすることで実現できるようになります。その分ノーコードより少しコストや開発時間が長くなりますが、それでもスクラッチ開発よりは圧倒的に低コストハイスピードで開発が可能となります。有名なローコードツール:FlutterFlow(フラッターフロー)FlutterFlowは強力なノーコード・ローコードツールで、iOSおよびAndroid向けのネイティブアプリとWebアプリを同時に開発することができます。FlutterFlowは、Googleが開発したFlutterフレームワークをベースにしており、Flutterと同じく高性能なUIを簡単に構築できる点が特徴です。FlutterFlowは今最も注目されているローコードツールの一つですね。ノーコード/ローコードならコストを9割削減も可能通常のスクラッチ開発(ゼロからプログラミングして開発する手法)では数人から数十人のエンジニアがチームとなり、半年以上の期間付きっきりで開発する必要があります。エンジニア1人・1ヶ月働くと80万円以上するのですから、その体制なら当然コストも数千万円以上の規模になります。しかし、ノーコードの場合はゼロからプログラミングするわけではないため、人件費を圧倒的に圧縮できるのです。内容によっては開発期間を1/5に、開発コスト(費用)を9割削減することも可能です。ビジネススピードを加速させる強力なツールですので、是非検討に入れてみてください。スタディサプリのような試験学習アプリのノーコードのサンプルアプリでは、ノーコード(ローコード)でスタディサプリのようなアプリを開発することができるのでしょうか...?確かに、安く早くできる分、なんでもできるわけではありません。ある程度デザイン性を制限したり、機能的にもシンプルにし取捨選択する必要が出てきます。ではどのレベルのアプリができるのか、気になりますよね?例えば以下のようなシンプルなアプリであれば問題なく実現可能です。上記は試験の過去問アプリです。過去問を購入すると、購入した過去問への回答ができ、それぞれに対し丁寧な解説が閲覧できます。シンプルですが十分な機能があり、人気の学習アプリになっています。弊社開発事例:細胞検査士過去問アプリ細胞検査士認定試験過去問アプリの開発を行いました。詳細は以下リンクよりご確認ください。細胞検査士過去問アプリの詳細はこちらノーコード(ローコード)で実現できる機能一覧ノーコード(ローコード)開発では安く早くできる分制限があるため、なんでもできるわけでは無いです。ですが、実際結構十分すぎる機能が実現できます。以下にFlutterFlowというローコードツールで開発した場合の実現できる機能例を紹介します。ログイン、ログアウトユーザー情報登録、編集スプラッシュ画面、ウェルカムページ、チュートリアル検索機能(カテゴリ選択、難易度選択など)試験問題情報一覧、詳細コメント機能マイページ(プロフィール写真、プロフィール情報、コメント履歴など)いいね、お気に入り機能チャット機能お問い合わせ機能プッシュ通知管理画面いかがでしょう?十分やりたいことが実現できるのではないでしょうか?もしそうであったなら、スクラッチ開発で高額な費用で始める前に、まず一度ノーコードやローコードでの開発を検討してみてはいかがでしょうか?スタディサプリのような試験学習アプリに向いているノーコード・ローコードツールとは?ノーコード(ローコード)ツールと一言で言っても多くの種類があり、それぞれ得意分野が違います。 ここではスタディサプリみたいな試験学習アプリを作る場合のおすすめのノーコード・ローコードツールを紹介したいと思います。FlutterFlow(フラッターフロー)FlutterFlowは強力なノーコード・ローコードツールです。ネイティブアプリ(iOS/Android)とWebアプリを同時に開発できます。さらに、基本はノーコードとして開発するものの、一部をローコードとして部分的にプログラミングすることも可能なため、他のノーコードと比較してもかなり柔軟性が高いものになっています。また、最終的にノーコードはやめてコード開発(スクラッチ開発)に移行したいというときもソースコードを出力できるため、スムーズにコード開発に移行できます。上述のスタディサプリのような試験学習アプリのサンプルも、FlutterFlowで開発したものです。デメリットとしては他のノーコードツールよりも複雑な機能を実装できる分、学習コストが高く、開発時間や開発コストがやや高めになる傾向があります。 とはいえあくまで「他のノーコードツールと比較して高い」のであり、スクラッチ開発と比較すると「10倍速で開発できる」とさえ言われています。ネイティブアプリを開発したい際はまずはFlutterFlowを選択肢にいれて検討してみましょう。【FlutterFlow】ネイティブアプリを10倍速で作れるノーコード(ローコード)ツールFlutterFlowとは?bubble.io(バブル)bubble.io(バブル)は今一番人気のノーコードツールです。Webアプリに特化し、Webサイト、Webアプリを素早く作るならbubble一択です。前述の試験学習アプリに必要な機能は一通り網羅できていますし、国内での実績も豊富で安定しており、筆者もおすすめのツールです。ただし、あくまでWebアプリの開発となるため、ネイティブアプリ化はできません。そのため例えばプッシュ通知ができないなどのデメリットはあります。ネイティブアプリがどうしても必要という場合は別のツールを検討しましょう。しかし、プッシュ通知ができないことを除けば、レスポンシブ対応によりスマホでもPCでも綺麗に見れるように開発も可能ですし、安定して低コストかつスピーディに開発ができるため、まずはbubbleでWebアプリとして開発することが良いとされ、人気が高いです。参考:【ノーコード】Webアプリのメリットや安く開発する方法、おすすめツールと事例も紹介その他アプリ開発事例はこちら弊社のその他のノーコード/ローコードアプリ開発事例は以下にまとめてありますのでご覧ください。【ノーコード】ノーコード開発のアプリ成功事例16選!ツールの選び方も説明します!スタディサプリのような試験学習アプリの作り方:まとめ今回はスタディサプリのような試験学習アプリの作り方について書いてきました。学習アプリに限らず、アプリをゼロから開発するとどうしても数千万円クラスの莫大なコストかかってしまいます。 しかし、ノーコードやローコードを使うことで、コストを数分の一以下にすることも可能ですし、期間も圧倒的に短縮できます。もちろんノーコードの場合はなんでもできるわけでは無いため、求める機能が実現できるか専門家の意見を聞くことも大切です。 もしノーコードでその機能ができなくても、自分たちが知らない他の代替え手段もあるので、まずはコンサルティングもできる専門家に相談してみるのもいいと思います。アプリ・Webサービスの開発の無料相談はこちらFlutterFlow、bubble、Adalo、STUDIOなどのノーコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。また、法人向けにノーコードのスクール事業を通して内製化のサポートも行っています。アプリ、Webサービス、LPなどの構築に興味のある方は、こちらからご気軽にご相談ください。