「予約システム・予約アプリっていくらでできるの?」と聞かれることはよくあります。美容院、マッサージ、歯科、ホテル、・・・なんでも予約がありますよね。予約を電話対応やメール問い合わせに対して人間がマッチングして時間調整して・・・とやっている現場もまだまだあります。なので予約サイト・予約アプリ構築の需要は非常に高いです。しかし、システムの価格はモノによってピンキリです。普通に数千万円規模がかかってしまうこともしばしば。。しかし、スタートアップや新規事業部、中小企業にとってはそんな大きなお金は出せません。ではどうしたら良いでしょう?コストを抑えて素早く予約システムを開発するならノーコードbubbleがおすすめです。今回は、ノーコードbubbleを使って予約サイトをできるだけコストを抑えつつ素早く開発する方法を書いていきたいと思います。なぜ予約システムは複雑なのか?予約システムですぐ思いつくのは、ホットペーパービューティで美容院を予約したり、ホテルの予約システムだったり、、、などですよね。なので、こういうシステムとおんなじでいいのでパッと作りたい、と思う方が多いですが、こういった売れてるサービスはそれなりにお金をかけて作られています。予約システムなんて、予約するだけじゃん、と思うかもしれないですが、そんな簡単ではありません。たとえば以下のような機能があります。予約の変更やキャンセル予約サイトは予約をするサイトなので、当然予約の変更やキャンセル機能があります。キャンセルポリシーに従ってキャンセルができる必要があります。例えば1週間前だと無料キャンセルですが、2日前だと半額、直前だと全額・・・などのルールがあったりしますよね。業務によってはキャンセルを管理者が管理画面から確認して処理を行いステータスを変更する必要があるかもしれません。こういった業務はその会社の仕事の進め方次第で変わってきたりしますし、その業務内容によってはかなり複雑になることもよくあります。クーポンやシーズン価格など複雑な料金計算料金計算も複雑です。クーポン機能が必要だったり、休日や平日で金額設定が変わってきたり、サービス毎にシーズン毎に金額を変えたいという要望もあるでしょう。クーポンは、割引額を指定するものや、割引率を指定するもの、他にも複雑な条件下で利用できるもの、クーポンの併用ができたりできなかったり、クーポンの有効期限の問題などクーポンのルールが複雑であればあるほどシステムの構築は大変になります。それにシーズン毎の金額や休日料金などが混在すると料金計算は特に難しくなるため、システム構築費は上がっていく可能性が高いです。管理者の権限機能も管理画面の機能も複雑になりがちです。アドミン権限持ってる人だとなんでもさわれても、担当者は特定の機能だけ触れる、、、などはよくある機能ですよね。ですがその業務が複雑であればあるほどシステムも複雑になります。決済機能や売上情報の管理など商売なので、予約だけではなく決済の機能も当然必要になってきますよね。さらにその売上情報や支払い情報が見れたり集計情報も必要... となってくると、当然難易度もあがっていきますよね。予約システム構築のコストを抑える方法は?先述のように、予約システムは非常に複雑です。まともにスクラッチで作ると1,000万円以上、数千万円規模かかることもザラにあります。逆に、スクラッチで作ったのに数百万円レベルの金額しかかからなかった...なんて場合だと、安すぎてその会社のエンジニアレベルや品質が心配になりますよね。。ではコストを抑えて予約システムを構築するにはどうしたら良いでしょう?ある程度の機能で予約システムを作るなら、「ノーコードで作る」という方法もあります。ノーコードとは、プログラミングをせずにWebサービスやアプリを開発するツールの総称です。ノーコードについての記事はこちらノーコードの種類は色々ありますが、予約サイトを作るとなればbubbleというノーコードツールがおすすめです。ノーコードbubbleとは?bubbleとはノーコードツールの一種で、Webサイト・Webアプリを簡単に作れるツールです。予約アプリの構築にもよく使われます。ノーコードは簡単に作れる分、できることに制約があるのですが、bubbleの場合はノーコードの中でもかなり高機能で、ノーコードとは思えないレベルの実装も可能です。今回のテーマのような予約システムを、コストを抑えつつ素早く作りたいのであればbubbleが非常に適していると思っています。【開発事例】ホテル予約システム『Abode』: WACLASSのノーコードBubble事例予約システムの金額感は?スクラッチの場合、bubbleの場合では、予約サイトはいくらくらいの金額感になるでしょうか?スクラッチ開発の場合、ノーコードbubbleを用いた場合のそれぞれで見ていきましょう。予約システムの開発費:スクラッチ開発の場合ノーコードではなくスクラッチでゼロから作った場合は、2〜4千万円、あるいはそれ以上の金額がかかり、リリース後も継続してかなりの金額の保守費用が必要になります。これは、スクラッチ開発では熟練のエンジニアが複数名の体制で数ヶ月かけて作る必要があるからです。例えばですが、単価80万円のエンジニアが6名体制で半年間かけて開発する場合であれば、80万円 x 6名 x 6ヶ月 = 2,880万円になります。これにマネジメントやテストやデザイナーのコストも積んでいくとどんどん高くなっていきます。要件次第で、もっと大きくなるでしょう。この金額感になってくると、小規模な企業やスタートアップなどは手を出すことが難しいと思います。予約システムの開発費:ノーコードbubbleの場合しかし、ノーコードbubbleを使うことで金額をなんと10分の1くらいにまで抑えることも可能です。もちろん予約システムと一口にいっても、シンプルなものから前述のように様々な機能が含まれる可能性があるので一概には言えないのですが、150万〜500万円くらいで開発することができます。ノーコードbubbleでの予約システムの事例は?ホテル予約システム以下はホテルの予約システムの事例です。こちらのホテル予約システムはノーコードのbubbleで開発されていますが、以下の機能を有しています。認証系:新規アカウント登録、会員情報登録、ログイン、パスワード再設定、ログアウト情報閲覧:トップページバナー、物件一覧、ブログ一覧、テーマ一覧、検索機能予約機能:部屋一覧、部屋詳細、料金試算、予約、決済予約情報:予約履歴一覧、予約履歴詳細、キャンセル、変更、プリントマイページ:ユーザー情報閲覧、ユーザー情報変更、パスワード変更、お問い合わせクーポン:クーポン一覧、クーポン詳細価格設定:平日/祝日価格、シーズン価格の設定部屋管理:部屋のメンテナンス中の設定などコンテンツ:ブログ一覧、ブログ詳細管理画面レスポンシブ対応(PC/スマホ)いかがでしょう?かなり複雑な機能も搭載されていると思います。ノーコードでここまでのことができるというのは素晴らしいですね。その他アプリ開発事例はこちら弊社のその他のノーコード/ローコードアプリ開発事例は以下にまとめてありますのでご覧ください。【ノーコード】ノーコード開発のアプリ成功事例16選!ツールの選び方も説明します!予約サイト・予約アプリまとめいかがでしたでしょうか?今日は予約アプリの機能の複雑さや、安く作るための方法について書いてきました。ノーコードbubbleは予約サイト・予約アプリを構築するのに向いていると思います。少なくともスタートアップ・新規事業としてシステムが必要なのであればスクラッチで1000万円以上のコストをかけてシステム構築をすることはおすすめしません。ノーコードでコストを抑えて素早くサービスをローンチさせましょう。最速・格安のアプリ/Web開発のお見積もりやノーコード研修の無料相談はこちら合同会社CitrusApp(シトラス・アップ)では、新規事業・スタートアップ向けにbubble、Adalo、FlutterFLowなどを用いてコストを抑えたアプリ・WebサービスやLPの開発をおこなっています。DX推進をサポートするため、ノーコードAdaloを中心とした法人向けのノーコード研修もおこなっています。また、数々の新規サービス立ち上げ経験から、「ただ作るだけ」ではなく、スタートアップの進め方のコンサルティングからサポート致します。アプリ・Webサイトの作成および法人向けノーコード研修のご依頼・ご相談はこちら相談は無料で承っていますので、気軽にお声がけください。Twitterからもお気軽にどうぞ https://twitter.com/CitrusApp210