日本の賃貸物件検索アプリ市場には、いくつかの有名なサービスが存在しています。
例えばみなさんもよく知る、SUUMO(スーモ)、HOME'S(ホームズ)、CHINTAI(チンタイ)などがありますよね?
これらはわかりやすくユーザーにとって使いやすく、とても便利なサービスです。

とある特定の業界向けにこれらと似たような物件検索アプリを作りたい、もしくは物件じゃないけど殆ど似たようなビジネスモデルのWebサービスやアプリを作りたい、という要望は結構多いと思います。
しかし、これらのサービスはそれなりのコストを投じてシステムを開発し、継続して保守運用費用・バージョンアップ費用を払って今の形になっているはずですので、そんなに安くはできません。
ただ、機能を絞ればノーコードなどの技術を使うことで安く早く作成することも可能です。
今日は賃貸物件検索アプリのようなサービスをノーコードで作る方法について書いていきたいと思います。
要件次第によっては以下のような360°View表示ができるアプリもノーコードで出来てしまいます。

またCitrusAppの代表であり、システムやアプリ開発経験18年、アプリ開発実績153件をもつ私、石村からお伝えしたいことがあります。 |
ノーコード開発とは?その魅力とメリットを解説
まずは、ノーコードについて簡単におさらいします。
ノーコード開発とは、従来のコーディングスキルが不要でアプリケーションやウェブサイトを開発できる技術のことです。ノーコード開発の魅力は、開発速度の向上、低コスト、そして手軽さにあります。また、専門知識がなくても誰でも簡単にアプリ開発に取り組めるため、アイデアを素早く実現できる点も大きなメリットです。
こちらの記事もご参考まで。
スタートアップがノーコードでMVPアプリの開発を始めるには?進め方を丁寧に解説
賃貸物件検索アプリの基本機能:どんなものが必要か?

システムを作るにはまずは機能を決める「要件定義」が必要です。
ここでは、賃貸物件検索アプリによくある機能をざっくりと解説します。
物件検索機能: 物件を家賃、間取り、立地、築年数などの様々な条件で検索できる機能。また、キーワード検索や地図上での検索も可能にすることが望ましい。
並び替え・絞り込み機能: 検索結果を家賃の安い順、築年数の新しい順など、様々な基準で並び替えできる機能。さらに、絞り込み機能を使って条件を追加で指定できるようにする。
物件詳細情報表示機能: 物件の詳細情報(家賃、敷金・礼金、間取り、築年数、設備等)や写真・動画、周辺環境情報(最寄り駅やバス停、コンビニやスーパーの位置等)を表示する機能。
お気に入り登録・管理機能: 気になる物件をお気に入りとして登録し、後で簡単に閲覧できる機能。また、お気に入り物件の一覧を管理できる機能も必要。
問い合わせ機能: 物件に関する問い合わせを簡単に行える機能。アプリ内で直接問い合わせができるか、不動産業者の連絡先情報を表示して簡単に電話やメールができるようにする。
ユーザーアカウント機能: ユーザーがアカウントを作成し、お気に入り物件の管理や個人情報の入力・管理ができる機能。
プッシュ通知機能: 新着物件情報やお気に入り物件の価格変更など、ユーザーにとって重要な情報をプッシュ通知で知らせる機能。
シェア機能: 気になる物件をSNSやメッセージアプリで友人や家族と共有できる機能。
これらの機能が基本的な賃貸物件検索アプリに求められる機能です。
さらには、おすすめ表示や物件比較、エリア情報共有、AIチャットbotなどもあれば良いでしょう。
ただし、これらすべてが最初から本当に必要かを考える必要があります。特にノーコードでコストを抑えて開発する場合、実現できない機能もあります。
ノーコードでの実現性とサービスとして本当に必要かを考えて要件を決定していくことが最も重要です。
おすすめノーコードツール:賃貸物件検索アプリ開発に適したツール

賃貸物件検索アプリの開発におすすめのノーコードプラットフォームは、BubbleやAdalo、FlutterFlowなどです。これらのプラットフォームは、データベース管理やAPI連携が容易で、複雑な検索機能も簡単に実装できます。
Adalo(アダロ):シンプルなプロトタイプにおすすめ
AdaloはiOSアプリ、Androidアプリ、Webアプリを同時に高速で作れるノーコードツールです。複雑な機能には向いていませんが、プロトタイプアプリ、ベータ版アプリを一瞬で作れる点が強みです。
シンプルなアプリを作るならAdaloがおすすめ、簡単にあっという間に作成可能です。
Bubble(バブル):複雑なWebアプリも開発できる
BubbleはWebアプリに特化した強力なノーコードツールです。
複雑なWebサービスを作るならbubbleがおすすめです。デザインの柔軟性も高く、ノーコードとは思えないかなり高度なサービスでも構築可能です。
【ノーコード比較】AdaloとBubbleどっちがいいの? アプリ・Webを作りたい方必見!
FlutterFlow(フラッターフロー):複雑なネイティブアプリをローコードで開発
FlutterFlowはiOSアプリ、Androidアプリ、Webアプリを同時に開発でき、かつ一部コードを書ける(ローコード)で開発することが可能なため、かなり複雑な機能の実装も可能なツールです。複雑なネイティブアプリが必要ならFlutterFlowがおすすめです。
ネイティブアプリを10倍速で作れるノーコードツールFlutterFlowとは?Adaloとの違いも合わせて解説
ノーコードでできること・できないこと
これが最も重要で、どこまでできるかはツールによりますし、要件にもよります。
例えば、検索機能はできますか?と言われると、YesでもありNoでもあります。
なぜなら、シンプルな検索はどのノーコードツールでも可能です。ですが複雑すぎる検索条件だとできない可能性もあります。
では「じゃあ、どういう条件だったら複雑なの?」と問われると「一般的な回答」は難しいです。それはツールの選定と要件次第とデータベースの構造次第になるからです。
つまり、具体的に要件を決め、専門家と話しつつ、「これならできない」「でもこういうやり方ならできる。今回のサービスの目的を考えるとこれで十分では?」
などのディスカッションを経てサービスの要件を変えていくのが良いでしょう。
そのためにはノーコードやアプリ開発をよく理解しつつ、ビジネス視点で提案してくれる開発者に相談することが大事です。
賃貸物件検索アプリをノーコードで低コストで作成する方法:まとめ
賃貸物件検索アプリを低コストで作成するためのノーコード活用術について書いてきました。
ノーコードを活用することで、SUMOやHOMESと同じ機能のサイトはできませんが、「SUMOやHOMESみたいな」サイトは作ることができます。
そこは要件の決め方や工夫の仕方次第で圧倒的にコストを抑えて1ヶ月という短期間で素早くリリースすることも可能です。
ぜひノーコードを活用してコストを抑えた素早い新規サービスの立ち上げ・リリースにチャレンジしてみてくださいね!
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Adalo、bubble、STUDIOなどのノーコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。
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