この度合同会社CitrusAppは、ベネッセコーポレーションのチャレンジスクール主催の中学生向けプログラミング教育イベントに講師として登壇しました。弊社はノーコードを使ったアプリ開発会社で、NoCodeCampやデイトラと共に、六本木で行われた対面のプログラミング教育イベントに講師として参加しました。このイベントでは、子供たちが「ノーコードClick」と「ChatGPT」のAPIを使って、自分たちが求めるアプリを1日で完成させることができました。弊社の役割は、ノーコードスキルを用いてChatGPTと連携やアプリ構築の技術的サポートを提供し、子供たちのアイデアをどうアプリに形にするか提案・ディスカッションの壁打ち相手になり、彼らのゴールへ導いてあげることでした。中学生たちがそれぞれ積極的にアイデアを出し、それを実際に形にして発表する・・・素晴らしい会で、私自身もみなさんのスキル・アイデアのレベルの高さに感動しものすごく刺激になりました。こちらの記事でも紹介されています。それでは、今回のイベント内容を説明する前に、まずはノーコード技術とChatGPTについて簡単に解説します。ベネッセが運営するチャレンジスクールの「オンラインプログラミング」とは?チャレンジスクールのオンラインプログラミングは、ベネッセコーポレーションが運営する自宅学習用のプログラミング入門講座です。2024年度から大学の入試科目になることが予想されるプログラミングスキルを、初心者でも楽しく理解でき、自宅で学びながら圧倒的に伸ばすことができます。本講座では、ゲーム感覚で学ぶことができます。ストーリーを進めるように、ステージごとに個性あふれるキャラクターに学びながら、楽しくプログラミングを学ぶことができます。また、実践型カリキュラムで日常生活で使えるアプリを開発することができます。2か月で本格的なアプリを作ることができるツールを採用しており、最初はプロ講師の解説に合わせて真似をするだけでアプリが完成します。最終的には、プログラミングの仕組みを理解したうえでオリジナルアプリを開発できる力が身につきます。本講座で制作するアプリは、中高生に身近なものばかりです。1年間に6つのアプリ開発があり、圧倒的にレベルアップできます。例えば、写真共有SNSアプリやToDoアプリ、クイズアプリ、チャットアプリ、動画紹介アプリ、文化祭入場アプリなどがあります。初心者でも安心して学べます。レッスンは自分のペースで学べる動画形式で、プロ講師制作動画で実際のアプリ開発画面をもとに解説するので、初心者でも操作に迷いません。また、プロ講師にチャットで質問し放題だから「わからない」をなくせます。テンプレートに沿って質問するだけでプロ講師が分からないことを先回りしてサポートします。弊社は本サービス立ち上げ時から携わっており、これらのSNSアプリやToDoアプリ、クイズアプリ、動画紹介アプリ、文化祭入場アプリなどのコンテンツ作成に技術面で全面的にサポートを行なったり、現在も講師として中高生への対応を行ってきました。ノーコード技術とは?ノーコード技術とは、従来のプログラミング言語を使わずに、ドラッグ&ドロップや設定変更などのシンプルな操作でアプリを開発できる技術です。これにより、プログラムの知識がなくても誰でも簡単にアプリ開発に取り組むことができます。今回、子供たちはネイティブアプリが簡単に作れる国産ノーコードツール「Click」を使って開発にチャレンジしました。ノーコードのAdaloとClickの比較記事はこちらChatGPTとは?今世界中が注目している大人気のAI技術、ChatGPT。今さら説明するまでも無いですが、ChatGPTは、OpenAIが開発したAI技術です。自然言語処理を行い、人間と同じような会話ができるAIモデルです。この技術を使って、様々なアプリケーションに応用することができます。「【ノーコードxAI】ChatGPTとAdaloで診断アプリを作ってみた。」の記事はこちら今回のイベントで中学生たちが作成したアプリの例イベントで子供たちは、ChatGPTとノーコードClickを用いて以下のようなアプリを作成しました。今回中学生達が作成したアプリクイズの答えを入れると自動的に問題文を作ってくれるアプリ日本語文章を入れると敬語に変換してくれるアプリ年号を入れるとその年に起こったこと(=歴史)が分かるアプリ文章を送ると、要約や校正・翻訳をしてくれるアプリ素晴らしいアイデアですよね。これらは講師から促したわけではなく、すべて彼ら・彼女らから積極的に出てきたアイデアです。我々講師からはChatGPTとの接続の仕方は説明しましたが、それ以降は時折アドバイスをするくらいでかなりの部分を独力で作成することができました。そして最後のプレゼン。各自のアプリをプレゼンしてくれるのですが、みなさんそれぞれアプリに思いをはっきりと説明してくれ、感動すら覚えました。中学生でここまでできるのか、という感動と未来に対する希望がみれた気がします。本当に良いイベントでした。はじめてのChatGPT今回の中学生たちはAIに触ることさえ初めてでした。ですが、それを吸収するスピードが速いです。すぐにそれが当たり前の前提でアプリに組み込んでいきました。これから、この世代がAIがあることが前提として生活、仕事、サービス設計が行われていくのかと思うとワクワクしますね。AIの民主化が止まらない、それを改めて体感した1日でした。「ノーコードxAI」イベントの教育的メリットとは?小中学生がノーコードやAIに触れることで、どのような教育的なメリットがあるでしょうか?例えば以下のようなことが考えられます。プログラミングの基礎概念の理解:ノーコード技術を使うことで、子供たちはプログラミングの基本的な概念を理解しやすくなります。これにより、今後プログラミング言語を学ぶ際の土台が築かれます。創造力と問題解決能力の向上:自分たちのアイデアを形にするアプリ開発を通じて、子供たちは創造力や問題解決能力を養います。また、自分たちが抱える課題に対して、どのようにアプリを活用できるかを考える力も身に付けることができます。AI技術への理解:ChatGPTを使ったアプリ開発を通して、子供たちはAI技術の可能性や活用方法を理解することができます。これは、現代社会でますます重要となるスキルです。自信と達成感の育成:ノーコード技術を使って、短期間で自分たちのアイデアが形になるアプリを完成させることで、子供たちは自信と達成感を得ることができます。これは、彼らの成長に大きな影響を与えます。「ChatGPT x ノーコード」イベント:まとめ今回のイベントは本当に楽しく、ワクワクする内容でした。若い世代の吸収する力とChatGPT x ノーコードの可能性を改めて認識させられ、刺激になりました。このような教育イベントを通じて、弊社CitrusAppは子供たちがノーコード技術やAIを活用したアプリ開発に挑戦する機会を提供し、彼らの成長をサポートしています。また、弊社はアプリ開発の受託案件に対応し、お客様のニーズに応える革新的なアプリ開発を目指しております。アプリ開発の受託案件に関するお問い合わせは、お気軽にお問い合わせください。弊社がお客様のアイデアを形にするお手伝いをさせていただきます。アプリ、Webサービス、LPなどの構築に興味のある方は、こちらからご気軽にご相談ください。