こんにちは。今回はダイナミックリンクとディープリンクについて書いてみたいと思います。ディープリンク(Deep Link)とは?そもそも僕も両者の違いがよくわかってなかったですが、まず、ディープリンク(Deep Link)とはなんでしょう?FlutterFlowによると、The deep link allows you to create a URL that will open a specific page in your app. For the deep links to work, you must have the app installed on your device.ディープ リンクを使用すると、アプリ内の特定のページを開く URL を作成できます。 ディープリンクが機能するには、デバイスにアプリがインストールされている必要があります。ということのようです。例えば、x(旧twitter)とかで誰かのプロフィール詳細とかコンテンツ詳細ページを見ていいなって思って、それを誰かに共有したいとき、とかですね。アプリのそのページのURLを共有したら、アプリの「HOMEページ」ではなく「その特定のページ」を表示する機能、ですね。ダイナミックリンク(Dynamic Link)とは?ではダイナミックリンク(Dynamic Link)とは、なんでしょう?FlutterFlowによると以下です。The dynamic link opens a specific page in your app. Unlike the deep link, the dynamic link survives the app install. That means if the user has not installed the app, they can be taken to the respective store to install the app. After the app is installed, users can be taken straight to the intended app page.ダイナミック リンクにより、アプリ内の特定のページが開きます。 ディープ リンクとは異なり、ダイナミック リンクはアプリのインストール後も存続します。 つまり、ユーザーがアプリをインストールしていない場合は、それぞれのストアに誘導してアプリをインストールすることができます。 アプリがインストールされると、ユーザーは目的のアプリ ページに直接移動できます。ということで、ダイナミックリンクの場合は、アプリをインストールしていない場合はAppStoreやGooglePlayに飛ばしてくれるそうです。さらにインストール後は目的のページに直接移動できるとのこと。これは素晴らしいですね。ただ、注意点があります。Firebase Dynamic Linkは既に非推奨。今後サポートされない。FlutterFlowの公式によると、FlutterFlow uses Firebase Dynamic Link (a product from Firebase) to create dynamic links.FlutterFlow は、Firebase Dynamic Link (Firebase の製品) を使用して動的リンクを作成します。と書かれていて、firebase のDynamic Linkを使うことを前提にしているようです。しかし、firebase側を見てみると、非推奨: Firebase Dynamic Links は非推奨となっており、このリンクがまだ使用されていないプロジェクトでは採用しないでください。サービスは 2025 年 8 月 25 日に廃止されます。詳しくは、ダイナミック リンクのサポート終了に関するよくある質問をご覧ください。と書かれています。(2024年3月24日現在)つまり、FlutterFlowではダイナミックリンクはできない、ということかな、、、?Firebase Dynamic Linksを使わずFlutterFlowでDynamic Linksを実現する方法を知ってる方がいましたら教えてくださいー! (Xでコメント頂いても大丈夫です。https://twitter.com/CitrusApp210)ということで、今回はFlutterFlowのディープリンクについてのみ書いていこうと思います。FlutterFlowでのディープリンクのやり方Runモードで確認できないので実機などで確認するRunモードでできないので、エミュレータやtestfightなどで動作確認しましょう。まずは設定AppDetailのRouting & Deeplinkingの設定をします。デフォルトでURLが書かれてますがここは変えられるので自由に変更しましょう。詳細ページを作成次は詳細ページを作ります。今回はユーザープロフィールを表示するページで試します。このRoute SettingsのところがこのページのURLになります。例えばURLスキーマがexample://example.comで、ページのRouteSettingが/userProfileで、userProfileページへのパラメータがuidだとしたら、example://example.com/userProfile?uid=xxxxxxxxxxxxxこんなURLになります。シェアボタンの作成あとは詳細ページにシェアボタンをおきます。ActionからShareを選択し、Global PropatiesのLink to Current Pageを設定すればOKです。これで完成もうこれだけで完成です。簡単ですね。実機などで動作確認してみてください。詳細画面からシェアボタンでURLを取得し、それをブラウザなどに貼り付けたら特定のページを開いてくれるはずです。ただ、Dynamic Link(ダイナミックリンク)ではないので、URLを指定してもアプリがインストールされていなければ遷移できません。アプリ・Webサービスの開発の無料相談はこちらFlutterFlow、Adalo、bubble、STUDIOなどのノーコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。また、法人向けにノーコードのスクール事業を通して内製化のサポートも行っています。アプリ、Webサービス、LPなどの構築に興味のある方は、こちらからご気軽にご相談ください。