Chatbase(チャットベース)は、自然言語処理の技術を用いたAIチャットボットを開発するためのクラウドサービスです。ChatGPTをカスタマイズしてWebサイトにAIチャットボットを組み込むことができ、特定のサイトの情報をインプットにできるため、かなり正確な回答を提供することができます。本記事では、私がChatbaseを使用してWebサイトにAIチャットボットを導入した手順やポイントについて解説しています。Chatbase(チャットベース)のイメージまず先にイメージをお見せするとこんな感じです。以下は弊社スクール事業:AdaloスクールのLPに試しにChatbaseを組み込んでみた例です。↑よくあるホームページのチャットボットが見えますよね?これを超簡単に格安で設置できるサービスが、サービスがChatbase(チャットベース)です。しかもChatGPTをベースにしているので従来型のチャットボットより精度が高いと思われます。そのChatbase(チャットベース)の特徴や料金、使い方を紹介していきたいと思います。Chatbase(チャットベース)の特徴Chatbase(チャットベース)には以下の特徴があります。特定のサイトやファイルなどを指定して情報を取得することができるウェブサイトに簡単に埋め込むことができるAPIを使って簡単に接続することができるこの辺が便利なところだと思います。特定サイトやファイルなどを指定できるので、そのインプット情報をもとにAIが回答してくれます。これは企業がサポートセンター的な使い方で利用する時には非常に適していますよね。ChatGPTでやろうとするとfine tuningやembedingなど、ある程度の知識・技術力が必要とされると思いますが、それが一般ユーザーでも手軽にものの10分〜30分程度でできてしまうのは非常に魅力的だと思いました。AIチャットボットを作れるChatbaseのプランや金額は?chatbaseは無料プランもあるので、まずは無料プランで試してみるのがいいでしょう。30 メッセージまで無料でできるそうです。ですが、有料プランもものすごく安いと思いますわずか月額19ドルで、2000メッセージ、チャットボット5つ、200万文字までOKです。Webサイトに埋め込めますし、APIも使えるので、非常に安く便利なサービスだと感じました。WebサイトにAIチャットボットを導入する際の手順chatbaseのアカウント作成まずはこちらのサイトからアカウントを作成します。Chat Bot作成My ChatbotsページのNew Chat Botボタンをクリックすると以下のような画面に遷移し、DataSourcesの登録が行えるようになります。こんな感じで、インプットデータをファイル、テキスト、ウェブサイトで選択できます。今回はWebサイトからデータをクローリングする方法を説明します。上のCrawlのところでURLを入れてFetch Linksを押すと以下のようにクローリングが始まり、少し時間が経つと、以下のようにクローリングされたページ一覧が表示されます。これでデータの設定は完了です。すごく簡単ですよね。Create Chatbotを押して次にいきます。ChatGPTのプロンプトの設定ChatGPTへ渡すプロンプトの設定をします。以下のようにSettingsページにいくと、プロンプトを変更できます。プロンプトは通常のChatGPTに送るプロンプトと一緒ですよね。自分のサイトに適したようにカスタマイズしてみましょう。その他設定他にもアイコン画像やタイトルの設定、サジェストの質問なども設定できるので、色々試してみてください。Chatbaseの動作確認画面上部のタブの「Chatbot」から動作確認ができます。ここで見た目のイメージやプロンプトの調整を行いましょう。Webサイトへ埋め込むスクリプトの取得画面上部のタブの「Embed on website」をクリックし、埋め込み先のサイトのURLを登録します。するとiframeとscriptのタグが表示されるので好きな方をコピーして使いましょう。あとはGoogle Tag Managerなどを使ってサイトにそのタグを埋め込めば完成です。ChatGPTを使ったChatbaseでAIチャットを埋め込み:まとめ今回はChatbaseというChatGPTをベースにしたAIチャットボットを自社サイトに埋め込む方法を紹介しました。試しにやってみましたが、めちゃくちゃ簡単でした。知識ゼロの状態から始めて30分もかからずに自社サイトに設定できたと思います。金額も安いですし、さまざまな方面の業界で利用できるのではないかと感じました。ぜひみなさんも試してみてくださいね。Chatbaseを使ったアプリの開発相談はこちら今回はChatbaseというChatGPTをベースにしたAIチャットボットを自社サイトに埋め込む方法を紹介しました。さらに、このChatbaseを使った自社アプリを作りたい・・・なんてご要望もあると思います。そんな時は以下からお問い合わせください。コストを下げたアプリ開発の方法、Chatbaseでどんなことができるのかなど、丁寧にご説明させていただきます。こちらからご気軽にご相談ください。アプリ・Webサービスの開発の無料相談はこちらAdalo、bubble、flutterflow、STUDIOなどのノーコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。また、法人向けにノーコードのスクール事業を通して内製化のサポートも行っています。アプリ、Webサービス、LPなどの構築に興味のある方は、こちらからご気軽にご相談ください。