「MVPを作るには、ノーコードが適している。」
こんなことを聞いたことがあるかもしれません。
たしかに、ノーコードを使用すれば、システムを安く、速く開発することが可能です。
ただ、ノーコードの中にもたくさんの種類があり、それぞれ特徴があります。
なので、今回はWebアプリを開発するのに適しているノーコードツールであるBubble、Adalo、Glideの特徴をそれぞれ書いてみようと思います。
では、早速入っていきます!
▼Bubble

1.概要
Bubbleとは、Bubble Group,inc.が提供するノーコードツールです。
Bubbleは、数多くあるノーコードツールの中でも利用者数が多いことで有名で、代表的なノーコードツールです。
Bubbleを使用することで、モバイルアプリやPWAといったWebアプリを開発することが可能です。
2.特徴
ノーコードは安く、速くの開発が可能なものの、実装に制限があるということをよく聞くかもしれませんが、Bubbleは機能が豊富で、実装の自由度、デザイン性も高いことが特徴としてあるノーコードツールです。
Google アナリティクスやAPI Connector、Toolboxなど、非常の多くのプラグインが用意されており、また、決済システムなどとの連携も可能なため、拡張性が高いです。
また、レスポンシブWebデザインにも対応しており、Web上だけでなく、スマホやタブレットなどのあらゆる画面にフィットさせてシステムを開発することができます。
ただ、その分ノーコードツールの中では学習コストが高く、プログラミング未経験からいきなり着手するには大変なイメージです。
ノーコードツールは海外のものが主流で、英語の知識がある程度ないと苦労してしまうということがありますが、Bubbleは日本でも知名度が高いノーコードツールなので、学習文献に関しても、日本語のものも多い印象です。
3.料金

Bubbleは無料から使用することができます。
なので、プログラミングの知識がある方などは、「まず触ってみる」というのもいいかもしれません。
ただ、無料プランだと、機能に制限があるため、本格的にシステム開発していくとなると、有料プランに切り替える必要があるかもしれません。
具体的には、リリースができない、独自ドメインが使えない、API連携やデータベースに制限がある、などがあります。
また、アプリごとに料金がかかってくるため注意が必要です。
Bubbleのプラン:https://bubble.io/pricing
4.開発事例
・細胞検査士受験者向け「過去問アプリ」
難関試験・細胞検査士を受ける方への過去問と丁寧な解説を提供する貴重なアプリ。
書籍も高くネット情報も少ないため受験者には必見のアイテムに。
https://citrusapp.jp/posts/GWQHDNYG
・「振り返り」と「スキルの可視化」のWebサービス「おしごとりれき」
プロジェクトごとに振り返りを行うのが大事なのは誰もが理解しているけれども忙しさを優先させてスキップしたり簡素になったりしていませんか?
また、社員のスキルの可視化できていなく、どのような人材がどれだけいるか把握できないことはないですか?
そんな悩みを解決する振り返りと仕事の履歴を楽しく登録できるWebサービスです。
▼Adalo

1.概要
Adaloは、Apto Labs, Inc.が提供するノーコード開発ツールです。
ドラッグ&ドロップでパワポ資料を作るかのように、簡単にアプリを作成できるプラットフォームであり、PCとブラウザさえあればアプリアプリの開発が可能なので、サーバーやデータベース等も用意する必要がありません。
Adaloでは、モバイルアプリとPWAの両方を開発することが可能です。
2.特徴
なんと言っても、Adaloはネイティブアプリ化に特化したサービスであるので、「モバイルアプリ、ネイティブアプリを作成したい…」、「開発したアプリをストアに出したい…」ということがあれば、Adaloが適しています。
テンプレートも多く用意されており、そのためデザイナーでなくても、デザイン性の高いアプリに仕上げることができるということがあります。
また、難易度に関しては、Bubbleほど難しくないので、コスパよくちょうどいいアプリを開発することができる点からも、ノーコードでのシステム開発を考えた際に、まずAdaloから触ってみるというのはおすすめです。
Push通知(プッシュ通知)も実装も可能なので、モバイルアプリ、ネイティブアプリを開発するにはやっぱり適していますね。
3.料金

Adaloも無料から使用することができます。
ただ、無料プランでは、データベースに制限があったり、ストアにリリースすることができないため、まずお試しで無料で触ってみて、本格的にアプリを開発していく際に、有料プランに切り替えるといった使い方がいいかもしれません。
Adaloは、有料プランにすることによって、ストアへのリリースに関してAdalo内で完結してしまうことが良い点です。
Adaloのいいところは、アプリごとに料金がかからないということです。なので、たくさんアプリを開発したいという方にとってはAdaloが適しているかもしれません。
Adaloのプラン:https://www.adalo.com/pricing
4.開発事例
・メンタルヘルスケアアプリ Mindify

自分でメンタルヘルスのセルフケアを行うための、マインドフルネス瞑想のための動画情報や知識を学ぶコンテンツ、メンタルヘルスの簡易診断機能が搭載されているアプリです。
URL:https://citrusapp.jp/posts/mindify_resilience_adalo
・フリーランスと案件のマッチングアプリ Teamboards

紹介と審査による信頼性をウリにしたフリーランスなどのプロフェッショナル向けの仕事のマッチングアプリです。
URL:https://citrusapp.jp/posts/bbYlnF98
・複数デート向けマッチングアプリ MixDate

グループデートをより気軽にできるようにするためのデート系アプリです。
Adaloの限界を攻めてかなりの機能を載せています。
URL:https://citrusapp.jp/posts/-Y5lEXWW
▼Glide

1.概要
Glideは、typeguard, Inc.が提供するノーコード開発ツールです。
Glideには、「無料でGoogleスプレッドシートから5分アプリを作成する」というキャッチコピーがあり、それだけ手軽にシステム開発ができるノーコードツールになります。
Glideでも、モバイルアプリとPWAの両方を開発することができます。
ただ、ネイティブ化(ストア公開)が不可能なので、そこは注意する必要があります。
2.特徴
Glideの特徴は、なんといってもスプレッドシートから簡単にアプリを開発できることです。
つまり、特定のスプレッドシート内に記入をし、アプリのレイアウトを決定すれば、開発画面に自動で反映されるということです。
難易度、学習コストに関してはBubbleやAdaloよりも低いですが、その分実装の自由度が低いという点があります。
また、Glideにはスプレッドシート業務に対応したテンプレートアプリが多く用意されているため、テンプレートを触ることから始めたり、まずはGlideでどんなアプリを開発できるのかというのをみてみるのもいいかと思います。
3.料金

Glideも無料から使用することができます。
Glideに関しても、無料プランの場合だと、データベースやファイルストレージに制限があったり、グライドブランディングとプロモーションが入ってしまうなどがあるので、本格的に開発していくには、有料プランを使用する必要があるかと思います。
また、Bubbleと同じでアプリごとに料金が発生するため、注意が必要です。
Glideのプラン:https://www.glideapps.com/pricing
▼まとめ
今回は、Bubble、Adalo、Glideのそれぞれの特徴を記事にしてみました。
それぞれに特徴はありますが、難易度、自由度で言うと、
難易度(取り組みやすさ)
Bubble<Adalo<Glide
実装の自由度順
Glide<Adalo<Bubble
となるので、ご自身の状況や開発したいアプリ、ネイティブ化は必要か、などによってどのツールを使用するのかを決定する必要があるのではないかと思います。
いずれにしても、0からコーディングをしてフルスクラッチでのシステム開発に比べれば、難易度は低く、スピードも速い、また低コストでもあるので、ノーコードを使用したシステム開発はMVP検証には適していると言えます。
なので、スピード命で、市場の反応を伺いながら修正を重ねることで、ビジネスを加速させることができると思うので、ぜひノーコードを使用したシステム開発をやってみてください。
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