▼ノーコードがいま来ているらしいそんな噂話を聞いて、はや2年。かなり昔からNoCode(LowCode)について話題にはなっていましたが「結局、顧客の要望を満たすものを作る必要があるから、かゆいところに手が届かなくて意味ないんじゃないか?」と、考えていました。しかし、そんな考えはもう古いのでは?と思い始め、最近はNoCodeの使い方次第で「PMは勉強しておいて損なし。というかお釣りがくるかも」と思うようになり、触ってみようと今に至ったわけです。▼何でノーコードなの?システム開発において、「思ってたのと違うものができた」というお客様の声を聞くことはまぁまぁあること。要件定義したのにな、なんのためのワイヤーだったのだろう。。。と落胆したことがある人も少なくないはずです。お客様の頭の中なんて見えない(見えたとしても、それが正解だとは限りませんが。)ので、それをテキストや絵などで具現化して認識合わせる。ということをどんなプロジェクトでもはじめに行いますよね(所謂、要件定義フェーズ)これが結構時間がかかる!作成→提出→レビュー指摘→反映→提出→(無限ループ)と、がっつり工数を持っていかれます。アジャイル開発なんていう手段もありますが、結局は上記の流れを短いサイクルで回しているに過ぎません。手間は手間なのです(=お金がかかる)そして、その無限ループから抜け出し、基本設計も詰めてデザインも固まってきたところでお客様「ここまできたら、代表にもデザイン見てもらおうと思っています」最悪の場合、要件定義のやり直しのパターンです。(お金貰えてスケジュール伸ばしてくれれば、いいんですけどね。そう簡単な話しではないことも多々あったり。。)というプロジェクトが重なった時に思ったのです。「はじめから要件が見えていたらどんなに楽なのか」と。。。ここでNoCodeの出番です。※あくまで、現PM(元エンジニア)目線での話になります。▼ノーコードの良い点・それっぽい物が簡単に作れる例えばAdaloで開発するぞーと思って、開発ツールを立ち上げ、ペタペタと画面にパーツを貼り付けていくと、それだけで「なんかアプリっぽい」ものが出来上がります。さくっと作るのであれば、あくまで紙芝居レベルにはなりますが、十分です。お客様から提案をもらい、要件定義に入る前にコレが提出できたら。だいぶ楽になります。・作るまでが早い簡単に作れのがNoCodeの良い点。簡単に、というのは早さにも結びつきます。ペタペタ貼るだけで作れちゃうので、規模にもよりますが1日で「それっぽい」ものが作れます。提案と要件を早めに終わらせないといけないプロジェクトはたくさんあるはずです。このメリットはとても大きのではないでしょうか。・認識のズレを少なくできる早い段階で認識のズレを吸収し、設計に落とし込めるので、1.要件定義のコスト減2.設計フェーズ完了後の戻しが少なくなるというメリットを、デメリットを埋めることで発生させることができます。▼早い、安い、うまい!?なんていう、どこかの牛丼チェーン店の売れ文句のように、NoCodeを覚えれば、早いそれっぽいアプリが、初期の段階で見せることが可能安い設計フェーズでの認識違いによるお客様戻しが少なくなり、コスト削減につながるうまい!?効率的にプロジェクトをすすめることができるので、最終的にお客様が満足できるアプリを提供できる!と、良い事ずくめだと考えております。▲ここまで前置きということで、かなり長い前置きになりましたが、実際にAdaloを触ってみた話は次回に続きます。次回:Adaloのアカウント登録編