前回の記事で、Apple Store申請への申請手順として、Apple Developer Accountの設定まで完了しているかと思います。まだご覧になっていない方は、是非そちらからご覧いただければと思います。なので今回は、前回に引き続きAdaloで開発したアプリをAppleストアへ申請する際の手順②として・AdaloでのBuild設定・Testflight・最後の申請までを記事にしてみたいと思います。では、早速入っていきます!▼AdaloでのBuild設定Adaloで、以下の写真のように「Publish」>「iOS App」を開きます。「UPDATE SETTINGS」をクリックし、当アプリの適切な情報などを入力していきます。次に以下のような画面になると思います。「Launch Screen Graphic」とは、アプリを起動したときに数秒間現れるScreenのことです。また、「Launch Screen Preview」では、アプリでのプレビューを見ることができ、「Launch Screen Background Color」では背景の色を変更することができます。※「Launch Screen Graphic」はLINEで言うと、はじめのこの画面のことです。Permission Textの部分を、日本語に訳しておかないと、AppStoreの審査でRejectされてしまうので、それぞれを日本語訳していきます。終わり次第、「SAVE IOS SETTING」で完了です。「START NEW TESTFLIGHT BUILD」をクリックします。先ほど設定したものと同じ設定で、進めます。「Launch Screen Graphic」に関しては必須なので、今回は仮として真っ白の画像にしておきます。2ファクタ認証後、「Version Number」を決定します。Testfightでアプリ使用できるようになると、メールが届きます。メールは、10分後くらいに届きました。▼Testflight前回の記事でも書きましたが、TestFlightとは、Apple社が提供しているアプリ開発支援ツールの一つで、β版アプリの配信を行うためのアプリになります。ここでは、テスターにどのようにしてアプリを使用してもらうのかを書いてみたいと思います。まず、https://appstoreconnect.apple.com/ へログインします。「マイApp」をクリックします。該当のアプリを選択します。タブメニューで、「TestFlight 」を選択します。画像の右にある、ビルド番号をクリックします。「テストの詳細」には、ユーザーにテストしてほしい内容を記載します。「新規テスターを追加」から、個人テスターを追加していきます。テストユーザーのメールアドレスと、名前を入力します。※メールアドレスは、Apple IDのメールアドレスでなくても大丈夫です。諸々の情報を入力します。このテスト情報に関しては、自分(開発者)の情報を入力します。サインイン情報に関しては、Appleがアプリをテストするためのもので、アプリ内でサインインできる情報を入力します。テスト内容を入力し、「審査へ提出」をクリックします。また、「内部テスト」の右にある青丸をクリックして進めることで、AppStoreConnectアカウントのユーザーをグループに割り当てることが可能です。追加方法は、前述同様です。▼最後の申請までTestflightでのテストが完了したら、アップルのこのガイドに従って、アプリをApple Storeに提出します。https://help.apple.com/app-store-connect/#/dev34e9bbb5aざっくりいうと、アップルストアに表示される写真やテキスト、価格などを設定していきます。たぶん、一回で審査に通過するのは、難しいのかと思うので、審査が承認されるまでアップルからのフィードバックをもらいながら修正し、粘るのみです。笑▼まとめ今回は、Adaloで開発したアプリをAppleストアへ申請する際の手順②として、AdaloでのBuild設定、Testflightを実際にやってみました。審査提出までももちろん大変ですが、情報をすべて入力してやっと提出できた!と思っても、その後からが大変だったりします。僕も、いざ提出しても何度もRejectされた経験があるので、アップルからの英語でのフィードバックを丁寧に修正していくしかないです。笑ノーコードツールAdaloの最大の特徴でもある「ネイティブ化が可能」ということを活かし、皆さんも是非Adaloで開発したアプリをアップルストアに提出し、ネイティブアプリを開発してみてください!最後まで、ご覧いただきありがとうございました!