先週の2024年9月17日にニューヨークで開催されたFFDC(FlutterFlow Developer Conference)。そこで発表されたFlutterFlow 5.0は、興味深い新機能が盛りだくさんでしたね!個人的には開発環境やブランチ関連の機能など、本格的な運用保守を想定した機能が非常に興味深いと思っています。発表された内容を共有したいと思います。元になるソースは以下になります。https://community.flutterflow.io/c/whats-new-in-flutterflow/post/flutterflow-5-0-sept-24-2024-2yab7mYWtddLIwhではFFDCで今回発表された新機能について書いていきたいと思います。Development Environments(開発環境)今後、開発、ステージング、プロダクションといった複数の「環境」をアプリに設定できるようになります。各開発環境では、API URLやキーなどを設定するための異なる環境変数を指定できます。この方法により、本番環境のデータに影響を与えることなく、アプリの新機能をテストできます。個人的にはこれは今回最も熱いアップデートですね。FlutterFlowでアプリ保守・を運用していた人にとって、これは一番待ち望んでいた機能のひとつではないでしょうか?それなりの規模になると当然dev環境、staging環境、production環境の切り替えは必須な機能です。こういったノーコード/ローコードレベルを超えた次のステージの運用を想定した機能追加をしてくれているところもFlutterFlowの信頼できるポイントのひとつですよね。公式の記事はこちら:https://docs.flutterflow.io/testing/dev-environments/私が使ってみた感想もブログにしましたので興味のある方は以下もご参考まで。【FlutterFlow】開発環境と本番環境を切り替える方法(FlutterFlow 5.0の新機能)New Gesture Detector Action Triggers50以上の新しいアクショントリガーが追加され、よりインタラクティブでレスポンシブなユーザーインターフェースを作成できるようになりました。これらのトリガーにより、アプリ内でのドラッグ、パン、スケールなどの操作に対応できます。Listen for Keyboard Press Eventsページやコンポーネントレベルでキー押下をリッスンするアクショントリガーを作成できるようになります。Widget Builder as Parameter今後、コンポーネントを作成する際に、Widget Builderタイプのパラメータを追加できるようになります。https://docs.flutterflow.io/resources/ui/components/widget-builder/Libraries今後、FlutterFlow内でライブラリを作成および公開し、複数のFlutterFlowプロジェクトにインポートできるリソースを提供できるようになります。これにより、コンポーネント、APIコール、カスタムコードなどをバージョン管理付きで再利用できます。これもありがたいですね!今まではプロジェクトを跨いで共有できなかったので、嬉しい機能追加です。https://docs.flutterflow.io/resources/projects/libraries/Branch Commits(ブランチコミット)コミットとは、特定の時点でのプロジェクトのスナップショットです。プロジェクトに変更を加えたとき(新しいウィジェットを追加したり、アクションを変更したり、統合を構成したりしたときなど)、コミットを作成してこれらの変更を保存できます。各コミットには、何が変更されたかの記録が保存されており、ブランチのバージョン履歴として機能します。そのため、何が変更されたかを簡単に確認したり、必要に応じて以前のバージョンに戻したりすることができます。とのことで、ブランチ機能がつくそうです。これができるなら非常にありがたいですよね。AI ツールFFDC では、私たちが取り組んでいるエキサイティングな新しい AI 機能のいくつかをデモしました。ページ オートコンプリート、スケッチからコンポーネント、拡張ページ生成をできるだけ早く展開する予定です。Magic Cursor はまだ最終調整中です。早期アクセス グループに参加したい場合は、待機リストにご登録ください。ということで、もちろんAI機能も今後も追加されていくようですね!楽しみです。FlutterFlow 5.0 :新機能まとめ今回のFFDCで発表されたFlutterFlow5.0の新機能も相変わらずワクワクさせてくれる素晴らしい機能でしたね。常に進化を続けるFlutterFlowは本当に素晴らしいですね。今後もさらに便利に使いやすくなることが期待できますので、引き続きウォッチしていきたいと思います。FlutterFlowについて詳しくはこちらFlutterFlowについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。【FlutterFlow】ネイティブアプリを10倍速で作れるノーコード(ローコード)ツールFlutterFlowとは?また、FlutterFlowの開発事例については以下に書きましたので興味がある方はこちらも併せてご覧ください。FlutterFlowの国内開発実績を紹介【ノーコードアプリ・Web開発】アプリ・Webサービスの開発の無料相談はこちらFlutterFlow、Adalo、bubble、STUDIOなどのノーコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。また、法人向けにノーコードのスクール事業を通して内製化のサポートも行っています。アプリ、Webサービス、LPなどの構築に興味のある方は、こちらからご気軽にご相談ください。